伝えることばを磨く~生徒に教えられること~
今現在、私の生徒の平均年齢は4.6歳。
年少組さんは、ひらがなが全く読めない子~自分の名前は読める子、書けないけど読むことはできる子、ちょっとなら書けちゃう強者!と色々。
また同じ言葉掛けをしても、子どもによって捉え方も理解度も違うので、伝えることばを使い分けます。
音の高い・低いを縦長に積んだカードで説明していたのですが、、、
土浦、ひたち野うしく~南の生徒は、
「1階はどんぐりさんのど、2階はレモンちゃんのれ、3階はみかんちゃん...」「ミの下はレ...」といった具合に、高低をマンションのように覚えていきます。
しかし以前、霞ヶ浦に面した町の生徒が「マンション?ビル??」と、ポカンとしてしまったのです。
その時に初めて、年齢差、男女差の他に地域差があるんだ!!と痛感(><)
それから数年後、、、
先週、水戸の年少組さんが高い・低いのレッスン。
市街地から離れた園なので、マンションが伝わるか恐る恐るカードを並べると...
「高いね!県庁みたいだね!!」と、楽しそうな年少組の生徒。
県庁ーーΣ(゚ロ゚;)!!
それ、県南在住の生徒は言わないわぁ!!
私も思い浮かばなかった💧
思いがけず、新しい表現で感動してしまいました。
生徒から学ぶことは、多々あります。
まだまだ伝えることばを磨かなければいけませんね。