読譜力を徹底する
音楽演奏科学者の古屋先生は、子どものころ、耳コピでピアノを弾いていたそうです。
はい‥‥私もでした(^_^;)
耳の力がずば抜けて良い生徒は、今度の曲はこんな感じよ〜と、私が一度通して弾くと、パパッと丸暗記?暗譜します。
まるで、のだめちゃん。
これはこれで素晴らしい能力ですが、いつか限界が訪れます。
古屋先生のコラム記事によると、人間の脳はいつも得意なほう、楽なほうを選択しようとするそうです。
なるほどね、処理能力の早い方法を使ったほうが効率いいもんね〜納得!!
私は子どもの頃、ピアノの脇にラジカセを置いて、CDやカセットテープの参考音源に重ねて、練習していました。
音楽は止まならない・流れている またはフレーズの歌い方 という意味では良い訓練だったかもしれませんが、楽譜はますます読めなくなるだけ、うまく弾けない部分はうまく弾けないまま、という悪循環だったと思います。
私の生徒たちには、音符はシール貼りや色ぬり、フラッシュカードで覚えさせることが多いです。
フラッシュカードも単音のドレミ読み、かたまりや模様で読む方法など、様々な方法があります。
子どもたちって、トーマスやプリキュアなど、似たような大勢を覚える天才ではありませんか??
それでも得意、不得意はありますが、お勉強だと思わせないように教えるのがコツかな笑
ピアノを辞めてしまう原因の多くは練習がつまらないからです。
練習がつまらないのは、読譜ができないからです。
読めて弾ければ、楽しく続けられます。弾きたい曲が溢れます。
もう読めるし何でも自分で弾けるから辞めます!
音楽的自立ができたら、卒業の時だと思います。