リトルピアニストを育てましょう〜茨城県のピアノの先生のブログ〜

全日本ピアノ指導者協会会員 バスティン研究会会員 ヤマハピアノスタディ認定講師(13級~11級グレード試験官)

読譜力を徹底する

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音楽演奏科学者の古屋先生は、子どものころ、耳コピでピアノを弾いていたそうです。

はい‥‥私もでした(^_^;)

 

耳の力がずば抜けて良い生徒は、今度の曲はこんな感じよ〜と、私が一度通して弾くと、パパッと丸暗記?暗譜します。

まるで、のだめちゃん。

これはこれで素晴らしい能力ですが、いつか限界が訪れます。

 

古屋先生のコラム記事によると、人間の脳はいつも得意なほう、楽なほうを選択しようとするそうです。

なるほどね、処理能力の早い方法を使ったほうが効率いいもんね〜納得!!

 

私は子どもの頃、ピアノの脇にラジカセを置いて、CDやカセットテープの参考音源に重ねて、練習していました。

音楽は止まならない・流れている またはフレーズの歌い方  という意味では良い訓練だったかもしれませんが、楽譜はますます読めなくなるだけ、うまく弾けない部分はうまく弾けないまま、という悪循環だったと思います。

 

私の生徒たちには、音符はシール貼りや色ぬり、フラッシュカードで覚えさせることが多いです。

フラッシュカードも単音のドレミ読み、かたまりや模様で読む方法など、様々な方法があります。

子どもたちって、トーマスやプリキュアなど、似たような大勢を覚える天才ではありませんか??

それでも得意、不得意はありますが、お勉強だと思わせないように教えるのがコツかな笑

 

 

 

 

ピアノを辞めてしまう原因の多くは練習がつまらないからです。

練習がつまらないのは、読譜ができないからです。

読めて弾ければ、楽しく続けられます。弾きたい曲が溢れます。

 

もう読めるし何でも自分で弾けるから辞めます!

音楽的自立ができたら、卒業の時だと思います。