リトルピアニストを育てましょう〜茨城県のピアノの先生のブログ〜

全日本ピアノ指導者協会会員 バスティン研究会会員 ヤマハピアノスタディ認定講師(13級~11級グレード試験官)

譜読みが苦手な生徒さんに対する指導のヒント

先日、音楽ライターでピアノ教本の研究者、ピアノ指導者でもある山本美芽先生のセミナーを受講してきました。

 

「譜読みの力を伸ばす教本」というテーマで、世界中の教本の譜読みのアプローチの特徴を見ていきました。

 

私も普段はバスティンを使っているため、基本はプレリーディングから入り、生徒の発達度、理解度に合わせて絶対読み(音名読み)進めていますが、なかなか覚えられない、線を指さして数える、フラッシュカードなのに時間がかかる‥‥といったことが多々あります。

 

まんなかのド以外の加線の音符は除いた線の音符、間の音符の24個のフラッシュカードを45秒で読むことを目標にレッスンしていますが、得意、不得意がはっきり分かれます。

 

ひらがなだって約50個、トーマス、プリキュアポケモンだって ものすごい種類いますので、24個ってたいした数じゃないでしょ??と思っていましたが、興味があるからこそ、覚えられるものは覚えるのでしょうね。

 

「生徒のできないを生徒自身のせいにするな。自分の指導力を省みなさい」

学生時代の恩師が、いつも仰っていた名言です。

 

山本先生にご紹介いただいた沢山の教本、それぞれの譜読みのアプローチ法を学び、またひとつ、譜読みの指導のヒントが得られました。