エリーゼのためには、通して練習すればするほど下手になる
ピアニスト 小原孝さんのお話です。
ピアノを習い始めたら、誰もが憧れる名曲🎵ベートーヴェン エリーゼのために
ミレミレミシレドラ~(※レは#です)から始まり、何度も出てくるテーマのメロディ。
途中、へ長調に転調したり、ターンが出てきたり、32分音符、後半の3連符…と難しい部分もありますが、それらの間にはミレミレミシレドラーが出てくるので、通して弾くとミレミレミシレドラーは何回も弾いて、難しい部分は各1回ずつ!!
つまり、何回も登場するみんなの大好きなテーマは上達して、難しい部分は回数が少なくなってしまうので、通して弾けば弾くほど、上手に弾けるテーマと難しい部分との差ができてしまうとのこと。
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何となく完成に近くなると、通して練習しがちなのですが、難しいところ、自分が苦手なところは、部分的に練習しないといけないのです
(;_;)
私は、特にコンクールの生徒には、ゆーーっくりでいいから一音一音に魂を込めて弾きなさい、この部分だけを練習しなさい、と言いますが、ゆっくり練習、部分練習、子どもたちには、つまらないものです。
だって、私もそうでしたからね~。
小原さんのお話を交えて、小さな生徒にもそういう練習の大切さを伝えてあげたいなぁ。
10日のつくばカピオでのコンサート、とっても素敵でした。
千本桜、365日の紙飛行機、ビリーブなど小原さんマジックで一気にピアニスティックΣ(゚ロ゚;)
リストのラ・カンパネラ等のクラシックも演奏しましたが、小さな生徒やクラシックがちょっと苦手な方でも楽しめる内容でした。
また、翌日は3/11でもあり、東日本大震災 心の復興支援の楽曲「逢えてよかったね」を会場のみんなで合唱。
ちょっとじーん( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)と来てしまいました。
歌詞はもちろん、メロディも綺麗なので、ぜひ覚えてくださいね!カラオケでも配信していますm(__)m