リトルピアニストを育てましょう〜茨城県のピアノの先生のブログ〜

全日本ピアノ指導者協会会員 バスティン研究会会員 ヤマハピアノスタディ認定講師(13級~11級グレード試験官)

3歳児さんがたくさん入会しました

5月は一度も更新しないまま、6月も残り一週間‼️

すみませんm(_ _)m

 

おかげさまで未就学児さん、それも3歳児(年少さん)がたくさん入会してくださり、レッスン準備に追われていました。

 

よく3歳児さんママに質問されるのは、

「うちの子、字が読めません」

「数字が読めません」

が、圧倒的に多いです。

 

確かに楽譜には発想記号、拍子記号、歌詞など文字や数字の記載がありますが、幼児さんに最も大切なことは、音楽と仲良くなること。

リズムに合わせて体を動かしたり、曲の雰囲気に合わせて歌をうたったり、音楽を感じることから始めます。

 

楽しい音、悲しい音、優しい音、怒った音、、、このような感情を、音で表現できる感性や耳を育てていきます。

 

筋肉や骨格の発達には個人差がありますから、手の形や指先の指導で、無理は禁物ですが、意識付けは必要なので、遊びの中で取り入れます。

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田村智子先生のプチわかーるピアノB(導入テキスト)に出てくる「イチゴつみ」という曲では、1と5の指を使って苺を摘む指遊びで、左右の手、指番号の理解、ピアノを弾く手の形をつくるのが目的ですが、エプロンにマジックテープで取り外しできる苺を貼り付けた、自作の教具を使っています。

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歌いながら楽しそうに、苺を摘んでくれます。

 

指番号は、「いち!」と言って親指、「に!」と言って人差し指‥‥を触ってあげると、やがて発語と指が連動するようになりますので、読めなくても大丈夫です。

 

他にも積み木、お手玉、紙芝居などの遊びの中には、学びがいっぱい。

 

字が読めない、数字が読めない、

全く心配ありません(^o^)

 

だって、私が初めてピアノを習いに行ったときも字も数字も読めませんでしたから。