ピンポン⭕️!もブブー❌!もないから大丈夫
毎日寒いですね。
インフルエンザも大流行。
レッスンをお休みする生徒さんも多く、この数週間は寂しいです😔
お大事にしてくださいね。
今日は、「表現すること」「自分の考えを伝えること」について。
保育園のグループレッスンでは、歌をうたったり、先生のピアノを聴いたりして、どんなことを思ったかを園児たちにたずねます。
年少組さんの「楽しかった!」はお決まりで、年中・年長組さんになると、具体的な感想を述べたり、イメージした物語を発表したりします。
この時、私が必ず言うのが
「ピンポン(正解)もブブー(不正解)もないから、大丈夫。お話聞かせてね」
ということ。
昔、人前で発言をすることが苦手な友人がいて、こんなことを言っていました。
「小学校のとき、手を挙げて発表したら、答えが間違っていて、クラス中のみんなに笑われた。それから人前で発言することが怖くなった」と。
(うん・・・
社会でもそういうことありますね。
正しいことを言わないと「はっ?」って空気になるやつですね。)
私は笑われても平気な性格だったし、
むしろ笑いをとりたくて、おもしろいことを言わなきゃ🤣くらいに思っていました笑←表現者に向いていた?ということなのかもしれませんね。
園児たちは、目をキラキラ輝かせて、考えを述べます。
間違える心配がありませんから。
時々、うーん??それはちょっとちがくないかい?と思うこともありますが、
「そんな考えもあるね。じゃあ〇〇なんてのはどう??」と一旦受け入れてから、(本来、正解はないけど)正解に近いほうへ導く。
絶対に否定しないこと。
発想を広げ、たくさん考えさせる。
そして、それを表現する。
ピアノといった芸術の分野に限らず、
たくましく生きていくために、伸ばしてあげたい力ですね。