リトルピアニストを育てましょう〜茨城県のピアノの先生のブログ〜

全日本ピアノ指導者協会会員 バスティン研究会会員 ヤマハピアノスタディ認定講師(13級~11級グレード試験官)

年少さんレッスンで大切にしていること

2017年も残り3日です。

 

レッスンがお休みに入り、実家で過ごすことも増えました。

4歳になった姪っ子にじわじわとピアノを教えています。

 

と言ってもピアノはまだ触らせていません。

クッションの上で指先の運動をするくらいです。

あとはカードで読譜を少しずつ。

 

実は中3の時、音高の見学へ行き実際にレッスンを受けたことがあるのですが、「よく指も動くし、弾けているんだけど、心がない、伝わらない、機械が弾いているみたいだ」と言われました。

 

それもそのはずで、普段の先生からも「もっとうたいなさい、ここはハープのイメージだよ」などと言われていました。

 

しかし、ハープ(・・?)!?

当時はインターネットもそれほど普及していません。

 

というわけで、想像力が豊かな時期に「音にイメージを持つこと」を大切にしています。

動物になりきったり、「お歌をうたうこと」も大切です。

リズムに合わせて歩く、手拍子を打つ、音楽に合わせて動く、音楽が止まったら動きも止める‥‥簡単なソルフェージュです。

 

中3の生徒にうさぎさんに変身してと言っても遅いのです。先生何言ってるのよ?となります。

 

心からうさぎになりきって楽しめるのはある時期だけ。

そしてその時期は二度と戻らないのです。

 

年少さんという、かわいらしく貴重な時期に指導できることに責任とやりがいを感じています。